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第15回世界ソフトテニス選手権大会について


国際ソフトテニス連盟副会長
日本ソフトテニス連盟副会長
    西村信寛

2015年11月17日から21日までインド・ニューデリーで第15回世界ソフトテニス選手権大会が開催され私も上記の立場で参加した。これまでの世界選手権大会はいずれも日・韓・台の三連盟が主管して行われてきたが(ハワイで開催されたこともあるが日本の主管大会として行われた。)今回初めて他連盟主管により開催されたことは今後の国際普及のうえで意義があったと考えているが、一方で大会運営の不手際のため毎日夜間照明を使用して9時、10時まで日程が長引いたり、不慣れな審判員によるトラブルが発生したりで選手団としては大変苦労の多い大会となった。また今回は大会開催地がぎりぎりまで決まらず当年になってようやく要項が加盟国に通知されたため当初参加を申し出た国が少なく日・韓・台などの呼びかけで前大会を大きく下回ったものの何とか26か国・地域が参加した。ちなみに参加国はアルファベット順にブラジル、カンボジア、カナダ、中国、中華台北、チェコ、北朝鮮、ドイツ、イギリス、ハンガリー、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ネパール、パキスタン、フィリピン、ポーランド、ロシア、タイランド、USA、ヴェトナムであった。
 大会要項により日本選手団は男女とも6名の選手をフルエントリーしたがうち男子5名、女子4名が早稲田大学の現役と卒業生が占めた。早稲田大学は先のインカレでも男女団体戦、個人戦ダブルス、シングルス全6種目を完全制覇する歴史的な快挙を成し遂げており、まさに早稲田一色の年であったように思える。
世界選手権大会は男女団体戦(ダブルス、シングルス、ダブルスの3対戦方式)、男女ダブルス、シングルスおよびミックスダブルスの7種目が行われる。日本選手団の戦績は男子団体戦・金、女子団体戦・銀、男子ダブルス・銅2、女子ダブルス・銀1銅1であったが、一方韓国は7種目中6種目の金を独占し、日本との力の差を見せつけられた。私の見る眼では技術的なものではなく体力と気力に差があるように思われた。日韓の強化システム(日本は所属団体が優先、韓国は少数精鋭による徹底強化)に違いはあるが、これまでも同じ条件の中で韓国や中華台北と互角に渡り合ってきており、強化システムの違いを乗り越えて世界一を目指してもらいたい。(
2015.12.4記)